保存/出力設定]タブでは、次の設定オプションが使用できます。 
チェックボックス
低量子化ビット数へ変換する場合ディザリングを使用する
変換時にオーディオ音質を高くするノイズシャープを有効にします。  
ドロップダウンメニュー
ノイズシャープフィルタ
ノイズシャープの形式を指定します。
IIR フィルタ(2 次)]: 無限インパルス応答。IIR フィルタを使用します。IIR フィルタは、無制限に長く連続したインパルス応答を提供できます。一般に、FIR フィルタよりも優れた主観的オーディオ品質を達成しますが、聞いてわかる範囲外では、干渉エネルギーのレベルは高くなります。2 次とは音が 12dB で減衰されるという意味です。
FIR フィルタ(3 タップ)]: 有限インパルス応答。FIR フィルタを使用します。FIR フィルタは、保証された有限長のパルス応答を有します。初期設定ではこの項目が選択されています。   
ドロップダウンメニュー
サラウンドオーディオの再生
サラウンドオーディオの再生方法を指定します。
マルチチャンネルオーディオ(サラウンドサウンド)]: すべてのチャンネルでサラウンドオーディオを再生します。
Nero Headphone(バーチャルサラウンド)を使用したステレオ]: ヘッドフォン用に生成されるバーチャルサラウンドエフェクトを用いて、ステレオにフィルタされたサラウンドオーディオを再生します。
Nero VirtualSpeakers(バーチャルサラウンド)を使用したステレオ]: スピーカー用に生成されるバーチャルサウンドエフェクトを用いて、ステレオにフィルタされたサラウンドオーディオを再生します。   
 
IIR フィルタ
フィルタとは、入力信号を転送機能にリンクさせ、この変更された信号をその転送機能の出力で使用できるようにするシステムです。 Infinite Pulse Response(IIR フィルタ)では、入力値の他に、出力信号のバッファされた値が使用されます。
FIR フィルタ
フィルタとは、入力信号を転送機能にリンクさせ、この変更された信号をその転送機能の出力で使用できるようにするシステムです。 Finite Pulse Response によるフィルタ(FIR フィルタ)では、出力信号は、入力信号を部分的にバッファしたいくつかの値で構成されています。
ノイズシェーピング
ノイズシェーピングは、デジタル信号のノイズを一定の周波数範囲に集中させるプロセスです。ノイズは、信号処理に関係のない周波数範囲に移されます。その後、この周波数範囲はさまざまなフィルタを使って取り除かれ、ノイズは抑制されます。


[保存/出力設定]タブ